SHIROBAKO
2015年冬アニメ「SHIROBAKO」
アニメ業界を描いたこの作品がすごく面白い!
わたしが、深夜アニメをみるようになったきっかけは「化物語」というアニメ。
この作品が、子供向けとかオタクっぽいイメージを壊してくれて、そこからアニメに興味を持った。
ちょうどその時期、2010年秋からニコニコ動画でアニメ配信も始まり、毎クール、小説、ラノベ、マンガ、オリジナルと様々なアニメをみるようになる。
それまで、こんなにアニメが制作されてるなんてぜんぜん知らなかった。しかも同年代の映画やドラマより断然面白いものが提供されていて大袈裟にいうと驚愕した(笑)人生損してた、そんな気持ち。
そして約5年間でかなりのアニメをみてきて、「SHIROBAKO」です。
名作、大ヒットアニメの陰に失敗作、大爆死アニメあり。人気の原作があっても、ヒットメーカーの脚本でもダメなものはダメ。ヒット作の続編しか売れない低迷期。
そんな中、「SHIROBAKO」が面白く売り上げも良かったのはアニメ業界の意地を感じた。
キャラの違う女の子が複数、活躍する系の「けいおん!」とか「まどマギ」とか、「ラブライブ!」とは少し違う、メインヒロイン達だけでなく、登場人物みんなが悩み成長する。
ひとつひとつのシーン、台詞、エピソードが絶妙でセンスがいい。 ミムジーとロロという主人公の心を代弁するぬいぐるみとか、エンゼル体操とか、どんどんドーナツの決め台詞とか、なぞ(笑)なとこもバランスがいい。
そういう要素があるからか、しゃべるシーンが多いからか、物語が単調にならずどの話も面白いのがすごい。2クールあるのによくだれなかったなと思う。
比較するのは違うかもしれないけど、「バクマン。」は全体的に単調な印象があるからね。
「SHIROBAKO」は、お仕事アニメで、働いてるシーンが大半なんだけど、ほんとに何気ない日常の仕事風景のシーンに感情がグッとなって泣きそうになる。
まったく、この感情は何なのでしょうか。
★★★★★
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