Kindle Unlimitedで読んだ本とコミック(2):2016/11
継続中の定額サービス、Kindle Unlimitedの備忘録です。
今月は並行してオーディオブック定額聴き放題サービスのAudeble(オーディブル)を利用していたので、こちらは少なめです。
☆4以上のものについては簡単な感想を書きました。
※作品の☆は個人的なもので、Amazonの評価ではありません。
ストップ!!ひばりくん!コンプリート・エディション 第1巻/ 江口寿史
★★★☆☆
ギフト± 1/± 2/ナガテユカ
★★★★☆
臓器売買という重いテーマを扱っている。
グロい描写もあるけど、女子高生が主役だからか読みやすい。
表紙からは絵が下手そうな印象を受けたけど、中のマンガの画力は高かった。
『ギフト±』のフォントもダサいし、かなり装丁で損してると思う。
長期連載せずに、10~15巻くらいで完結したら一気読みしたい。
火の鳥 1/2/3/4/5/手塚治虫
★★★★☆
『火の鳥』は、ずっと読もうと思っていたけど読めずにいた。
手塚治虫先生のマンガは情報量が多くて、読むのにパワーがいるからだ。
しかし、いざ読んでみると面白くて、なにも問題はなかった。
ネットの未来編だけでも読んだ方がいいという意見に大いに共感、納得した。
この未来編が、最後の巻ではなく途中にあって、過去と未来を行き来するというのもすごい構造だ。
最後まで読むと、また違った面白さがあるんだろう。
あなたの大好きなその映画、駄作ですけど/映画男
★★★★☆
わたしが好きなブログ「ただ文句が言いたくて」のまとめ本。
同じ映画を観て、こんなに感想が違うことに驚きがある。
意外な映画が高評価だったり低評価だったり、へーという感じで楽しめる。
女子をこじらせて/雨宮まみ
★★★★☆
エロの原体験の話が興味深い。
今はペイチャンネルなんかなくても、ネットで同じ沼が待ち構えている。
そんな女子たちを安心させてくれる本だと思う。
普段エッセイの類は読まないので、こんなに赤裸々な自分語りは、いつか匿名のmixiを読んで以来だった。
へんなねえさん/吉富昭仁
★★★☆☆
仕事に効く教養としての「世界史」/出口治明
★★★★★
読み物として楽しめる、歴史嫌いにおすすめの本。
世界史の授業は範囲が広いため、大きな出来事と、「いつ」「だれが」だけを覚えた。
「なぜ」かなんて、さらっと流され、ほとんどテストにも出なかった。
いま思えば、単語を覚えていただけで、歴史に興味が持てるはずがなかった。
この本は、おそらく諸説ある中から、「なぜ」を教えてくれる。
例えば、なぜ、アヘン戦争が起こったか、その後各国のGDPはどう推移したか。
日本は戦後、どうやって立ち直ったのか、アメリカという国はどのようにして出来たのか。
そこにある物語は、フィクションよりも面白く、意外性に満ちている。
読み終えて、ブチブチと断片的に捉えていた世界が一つの巻物になった。
まとめ
本3冊、コミック9冊という結果でした。
読みたかった本が読めて満足ですが、マンガの続巻をどう読もうか悩みます。
購入かレンタルか、図書館やネカフェもありますね。
そう考えると、改めて選択肢の多さに驚いてしまいます。
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