英語を勉強する(1):舌の位置を下げる
まず最初の1ヵ月は、Phonicsや発音に関することを集中して行います。
しかしPhonicsルールだけなら、日本語の50音と同じく、1日で覚えられます。
その次のStepを、どうするか。
わたしが、もし1才児なら子ども向け番組を、毎日観たでしょう。
実際、NetflixオリジナルのKids向け番組『ことばのパーティ』も試しました。
qualityが高くて面白いのですが、継続して観れるかというと答えはNoでした。
わたしは、Phonicsの実践的なところを気に入っていました。
具体的に行動をすること、つまり声を出すことで言語を習得したいと考えたからです。
"Phonicsの次になにをすればいいか"と検索してみました。
しかし、Phonicsのように具体的な方法は見つけることが出来ませんでした。
地道に、単語を覚え、発声練習をするしかないのでしょうか。
前回の記事、『英語脳をつくる』で集めた教材を使い、listeningをするたび、聞くだけで音を理解するのは難しいと感じていました。
Phonicsとlisteningの間に、何か1Stepあれば、もっと自然に理解できるようになるのではと考えました。
その方法を模索し、試行錯誤の末、わたしはそれを見つけました。
それはSing.歌うことでした。
Apple Musicは全てではありませんが、歌詞を見ることができます。
英語の歌なら、どんなジャンルでも構いません。
これは、前前回の記事『発音を学ぶ』の実践編です。
わたしは歌詞を気にしないほうで、Jpopも洋楽も歌詞カードを読みません。
しかし『Weezer』は、My name is jonas〜から始まる『My Name Is Jonas』という歌が気になっていました。
この歌の歌詞を1年後には理解できるといいなと思い、ダウンロードしました。
試しに歌ってみたのは、使われている英単語が思っていたよりも簡単だったからです。
ところが、全く歌うことが出来ません。
単語も読めて、音程も分かるのに、歌詞を追うことがなぜ出来ないのか。
その理由に気づいた時、「!!!!」と言葉にならない声が出ました。
簡単なことでした、それは、舌の位置が問題だったのです。
この記事で触れた、舌のホームポディションのことです。
英語を話すときは、のどちんこが見えるくらいの低い位置に舌を下げます。
そしてその位置をKeepしなければなりません。
これが正しいかどうかは、英語の歌を歌うと明らかになります。
日本語の舌の位置では歌えなかった音を、舌を下げるだけで出せるようになりました。
英語がどこで作られるのかということを本当に理解するために、Singは有効な方法だと思います。
まとめ
英語を話すときは、舌の位置を下げる。
回らない口の原因は、日本語ホームポジションにあった舌のせいでした。
その重要な気づきが、後からではなく、最初の方でよかったと思います。
歌ってみれば、その違いは明らかで、早く気づくことが出来ました。
単語や、文章を読むだけでは、間違いに気づくのに相当時間がかかったと思います。