Amazonプライム・ビデオで見たアニメと映画(10):2018/12

継続中の定額サービス、Amazonプライム・ビデオの備忘録です。

最近使ってなかったサービスを、もっと利用しようという企画です。

毎月、Amazonプライム・ビデオで、アニメ、邦画、洋画を視聴します。

そしてその中から、おすすめの各1作品をピックアップして紹介していこうと思います。

 

今月のアニメ

BANANA FISH(全24話)

★★★★★

2018年夏アニメで、『別冊少女コミック』1985年5月号〜1994年4月号にて連載された吉田秋生先生のマンガが原作です。

少女マンガの名作として有名な作品で、わたしも世代ではありませんが文庫版で全巻揃えたほど好きな作品です。

アニメ化と聞いて嬉しい気持ちもありながら、時代設定を現代に変えることや、マンガは巻を重ねるごとに絵柄がどんどん変わっていったので、どの時期のキャラデザになるのかなど、正直とても不安でした。

しかしそこは、アニメーション制作のMAPPAが素晴らしいクオリティで仕上げてくれました。

街の描写や色づかいもよかったですし、声も違和感なく、作画も安定しており、安心して視聴できました。

アッシュのキャラデザに関しては10巻くらいの絵が個人的には好きでしたが、マンガ後半よりの今回のキャラデザも悪くないと思います。

舞台はニューヨーク、日本からやってきた英二はギャングのボスであるアッシュと出会い、バナナフィッシュの謎を追うことでマフィアに狙われ、裏の世界に巻き込まれていきます。

アッシュの生い立ちや、拳銃での殺し合いなど、心が重くなるハードな内容ですが、人の幸福とはなんであるのかといったものを考えさせられる作品になっています。

 

 

今月の邦画

何者

何者

何者

 

★★★☆☆

第148回直木三十五賞を受賞した朝井リョウ先生の小説を三浦大輔監督が映画化。

2012年に書き下ろしで発刊されたこの作品は、twitterなどのSNSが効果的に使われています。

当時もtwitterは流行っていたわけですが、まだまだ一過性のブームという側面も持っており、それがこの作品の魅力の一つだったかもしれません。

twitterが一つのインフラとして、国民生活に密着してる2019年の感覚で見てしまうとSNSには全く興味の引っかかりがなく、全体的につまらなく感じました。

引っかかったのは、大学院の先輩が山田孝之(35)さんというところでした、いやいや、オッサンすぎるでしょと。

 

何者

何者

 

 

 今月の洋画

ジェーン・ドウの解剖

★★★☆☆

ジェーン・ドウとは身元不明女性のことを言い、本作品では死体となって登場します。

遺体安置所で若い全裸の女性を検視解剖するという、今までなかったホラーです。

この映画はサスペンスではないので視聴する際はお気を付けください。

わたしはてっきりサスペンスだと思って観ていたため、思わぬ方向に展開したときに全く気持ちがついていけませんでした。

元々ホラーと知っていれば、死体に隠された戦慄の事実や、次々に起こる怪奇現象も捉えかたがあったはずで、それがとても残念でした。

 

 

まとめ

ブログの更新が滞っておりますが、ぼちぼち更新していきます。

今期2019年冬アニメは、『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』や、『上野さんは不器用』『約束のネバーランド』『モブサイコ100 Ⅱ』など強いマンガ原作が

強いアニメ制作会社とタッグを組んでいい感じです!

BANANA FISH』から昔の少女マンガをアニメ化する流れが来たらいいですね。

CLAMP先生の『東京BABYLON』とか美麗なアニメーションに仕上がりそうです。

ただ、わたしはかなり原作至上主義なので、『DEVILMAN crybaby』みたいなのは受け付けません。

 

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