俺マン2018で今年読んだマンガを振り返る

今年も、マンガをたくさん読んだ一年でした。

何冊かをまとめて登録してるにも関わらず、優に600冊を超えていました。

今回はじめて知った、ブクログの読書グラフの機能がとても便利でした。

来年からは正しい集計ができるように1冊ずつ登録して行こうと思います。

今年も俺マンに参加したので、ブログで振り返ってみたいと思います。

oreman.jp

 

#俺マン2018

ブルーピリオド/山口つばさ

ブルーピリオド(1) (アフタヌーンコミックス)

ブルーピリオド(1) (アフタヌーンコミックス)

 

★★★★★

美術大学受験をテーマにした作品。

主人公が絵を描く事に目覚め、前進していく姿がただただ眩しい。

ゴールは用意されているので、その過程がどうなるのか楽しみでたまらない。

期待の気持ちも込めた、2巻まで読んだ上での評価。

 

BEASTARS板垣巴留

★★★★★

登場人物が動物というインパクトや、ミステリーなの?学園ものなの?という戸惑いから評価を後回しにしていた作品。

巻数読んで言えるのは本物だということ。

絵も物語もキャラクターも、巻数を重ねぐんぐん魅力が増している。

 

保安官エヴァンスの嘘栗山ミヅキ 

★★★★

表紙じゃよくわからないけど、ひたすらラブコメマンガ。

主人公のエヴァンスと、ヒロインのオークレイがアンジャッシュコントみたいな感じ。

ナレーションや父親との回想など、笑わずにはいられない仕掛けが多数あり癖になる面白さ。

 

アシガール森本梢子

★★★★★

タイムスリップもののラブコメ少女マンガ。

女の子なのに愛する人のためなら、足軽にだってなってしまう主人公の唯。

登場人物は決して多くないのにメインのキャラの魅力でぐいぐい読めるマンガ。

タイムスリップという、もはや使い古された設定で、新たな面白さを生み出しているのがすごい。

 

火ノ丸相撲/川田

火ノ丸相撲 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

火ノ丸相撲 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

★★★★★

題材は相撲ながら、これぞ現代マンガというありとあらゆる技術が詰まったマンガ。

ストーリー、キャラクター、作画、伏線、見せ方、全てのバランスがよい。

綺麗な線で描かれた丁寧な作画で、火ノ丸は少年マンガの主人公っぽくない一人称がワシの古風な男で、スポーツものなのに勝敗が予想できない面白さがある。

既刊23巻、高校編は18巻で綺麗に完結しており、安心して推せる作品。

 

ゴールデンカムイ野田サトル

★★★★★

どんどん面白さが加速していくので、とりあえず3巻までは一気に読もう。

マンガ表現の可能性というか、マンガってどこまでも自由だなと再認識できる。

死刑囚が隠した埋蔵金を巡るサバイバルという大きいストーリーの柱と、あとはネタのオンパレード。

かと思えばいい話があったり、バトルがあったりと、少しも油断できない面白さ。

 

かわいいひと/斎藤けん

かわいいひと 1 (花とゆめコミックス)
 

★★★★★

死神顔の花園くんが、大学生の日和ちゃんに告白されて恋人になるお話。

とても癒されるし、恋人同士のいちゃラブをしっかり描いてくれて満足度が高い。

大人ガール向けマンガ誌なので、夜のいちゃいちゃも、ほどよくあってね。

もう、かわいすぎて、読んでいてニヤニヤが止まらなくなるマンガ。

 

チキタ★GUGUTONO

チキタ★GUGU(1) (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)
 

★★★★★

ファンタジーと言えるのかな?

可愛い絵柄で描かれるが、殺伐とした世界観で人が簡単に死んでいく。

主人公チキタ・グーグーの前に現れた人食い妖ラー・ラム・デラル。

ラー・ラム・デラルはチキタを百年間飼育して食べるのだという。

読んでみるまで、どんなマンガか想像もつかなかった。

このマンガの仄暗さと淡い光にどうしようもなく惹かれてしまう。

 

理系が恋に落ちたので証明してみた。/山本アリフレッド 

理系が恋に落ちたので証明してみた。(1) (メテオCOMICS)

理系が恋に落ちたので証明してみた。(1) (メテオCOMICS)

 

★★★★

タイトルが秀逸な、理系の男女の両片思いラブコメ

恋を定義するっていう試みが面白すぎるし、脇役も含めキャラがいい。

少女マンガ風の絵柄がちょうどいい感じでコメディとのバランスが絶妙。

Webマンガからもどんどんヒット作が生まれる時代の到来。

 

蟲籠奇譚/西塚em

蟲籠奇譚(1) (コミックDAYSコミックス)

蟲籠奇譚(1) (コミックDAYSコミックス)

 

★★★★

虫を愛する変人や植物を愛する変人など、ディープで耽美な世界観。

かと思いきや、実はけっこうライトな感じで読みやすい新感覚マンガ。

虫とか植物とか興味なくても、知識欲が満たさると気持ちいいもんだ。

難しく考えずにラブコメだと思って手に取って読んでみたらハマるかも。

コミックDAYSのオリジナルで一押しの作品。

 

まとめ

今年も選んでみたらコメディ中心のラインアップになりました。

LINE連載マンガの仕様が変わって、より多くの作品に出会えた1年でした。

普段読まないような作品も、往年の名作も、読んでみたかった作品も、同じ枠組みの中で配信され、そのことに感動と興奮を覚えます。

各人のコメントを読めるのも面白く、マンガを読むときに、他人の感想も併せて読むことが習慣になってきたことが、この1年の大きな変化でした。

 

2019年も、たくさんマンガを読めればいいなと思います。

締め切りは過ぎましたが、#俺マン2018の発表は、1月19日だそうです。

 

2019年のマンガ選びの参考にしたいブログ記事

gaoon28.hatenablog.com
jojocomic2325.hatenablog.com
yamada10-07.hateblo.jp
www.tiovita-farm.com

 

過去の記事

sotsusotsu.hatenablog.com