Amazonプライム・ビデオで見たアニメと映画(9):2018/11

継続中の定額サービス、Amazonプライム・ビデオの備忘録です。

最近使ってなかったサービスを、もっと利用しようという企画です。

毎月、Amazonプライム・ビデオで、アニメ、邦画、洋画を視聴します。

そしてその中から、おすすめの各1作品をピックアップして紹介していこうと思います。

 

今月のアニメ

ハクメイとミコチ(全13話)

★★★★

2018年冬アニメで、『ハルタ』で連載中の樫木祐人先生のマンガが原作です。

背景の書き込みが緻密なことで知られる原作ですが、アニメもとてもクオリティの高いものに仕上がっています。

アニメーション制作はLerche、背景美術をアニメやゲームの背景美術に定評のある職人集団・草薙(くさなぎ)が担当しています。

原作は未読でアニメの評判につられて見始めた『ハクメイとミコチ』でしたが脚本、美術、音楽が調和した、まさに総合芸術と言える作品でした。

こびとのハクメイとミコチのゆったりとした日常を見てるだけで、さわやかな風に癒されるような心地になりました。

声や音楽なども世界観にマッチしており、EDの「Harvest Moon Night」は何回聴いてもHappyな気分にさせてくれます。

 

 

今月の邦画

Every Day

Every Day

Every Day

 

★★★☆☆

haruka nakamuraの1stアルバム「grace」に収録の「every day」にインスパイアされた冨士原直也がSNSサイトmixi上で発表した連作短編シナリオ手塚悟監督が映画化。

昏睡状態にあった恋人が主人公晴之の前に現れて、1週間の時間をもらったと告げるところから始まります。

有名俳優は使わず、映画の音楽もharuka nakamuraがつとめ、いい雰囲気のミニシアター系映画でした。

ただ、1週間のうち2人でのシーンは少なく、仕事を休んでせめて一緒にいればいいのにと、わたしの中で引っかかってしまい主人公の気持ちにあまり共感できませんでした。

1日目もお弁当渡されて、普通に会社に出勤してる場合ではないと思うのですが。

たぶん細かいことを気にせずに見たほうがいいのでしょうね。

 

grace

grace

 

 

今月の洋画

アイズ ワイド シャット

★★★★

スタンリー・キューブリック監督の遺作となった作品で、原作はアルトゥル・シュニッツラーの『夢小説』です。

妻のアリスからの浮気願望を聞き、嫉妬からその妄想に取り憑かれた男が、夜の街をさまよい秘密クラブの乱交パーティーに参加します。

2時間39分もあり、しっかり見るとなると疲れるので、お酒でも飲んで夢心地での流し見が、わたしには丁度よかったです。

トム・クルーズがカッコ悪く奔走する姿が情けなくもキュートで、 ニコール・キッドマンの彫刻のような美しい裸体が印象的な映画でした。

 

夢小説・闇への逃走 他一篇 (岩波文庫)

夢小説・闇への逃走 他一篇 (岩波文庫)

 

 

まとめ

Amazonプライムが自動更新されていました。

ついに3年目突入です。

この企画も続けれるところまでやろうと思っています。

時間があれば、2018年の年間おすすめ記事も書くかもしれません。

 

過去の記事

sotsusotsu.hatenablog.com