Amazonプライム・ビデオで見たアニメと映画(4):2018/06

継続中の定額サービス、Amazonプライム・ビデオの備忘録です。

最近使ってなかったサービスを、もっと利用しようという企画です。

毎月、Amazonプライム・ビデオで、アニメ、邦画、洋画を視聴します。

そしてその中から、おすすめの各1作品をピックアップして紹介していこうと思います。

 

今月のアニメ

劇場版STEINS;GATE負荷領域のデジャヴ

★★★☆☆

2011年春アニメ『STEINS;GATE』の後、2013年に公開された劇場版アニメです。

ストーリーは完全新作のオリジナルで、牧瀬紅莉栖が主人公となり彼女視点で話が進みます。(前作の『STEINS;GATE』を見ていないと内容にはついていけません。)

世界観はそのままに、作画もいい感じでしたが、この映画の為に付け加えられた後付けエピソードは受け入れられるものではありませんでした。

ですが、現在放送中の『シュタインズ・ゲート ゼロ』では見ることが出来ない、牧瀬紅莉栖と、ラボメンたちの雰囲気が懐かしく、そこは楽しむことが出来ました。

この劇場版は、低評価ですが『STEINS;GATE』シリーズは、おすすめ★5です。

STEINS;GATE』『シュタインズ・ゲート ゼロ』のシリーズ全てがAmazonプライム・ビデオで視聴可能です。

STEINS;GATE』の原作はノベルゲームです。

このタイプのゲームははじめてでしたが、小説を読む感覚で楽しめました。

 

STEINS;GATE - PS3

STEINS;GATE - PS3

 

 

今月の邦画

帝一の國

帝一の國

帝一の國

 

★★★★

ジャンプスクエア』で連載されていた古屋兎丸先生のマンガが原作です。

2017年も多数のアニメ原作の映画が公開される中、この作品は成功を収めました。

昭和の時代、主人公の赤場帝一が、名門海帝高校の生徒会長を目指すというストーリー。

個性的なキャラクターを演技力に定評がある若手俳優たちが本気で演じた結果、面白い作品に仕上がっていました。

とくに榊原 光明役の志尊淳さんはまるでマンガから抜け出てきたかのような再現度の高さでした。

監督の永井 聡さんはCMデレクターでもあり、その影響もあるのか、映像の配色カラーがどのシーンも印象的でした。

マンガ原作の映画化には否定的でしたが、この作品くらいクオリティが高ければ価値があると思います。

同じくマンガ原作の『恋は雨上がりのように』の実写化も、永井監督なので楽しみです。

 

帝一の國 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)
 

 

今月の洋画

ローラーガールズ・ダイアリー

★★★★

原作は『Derby Girl』というジュブナイルで、ローラーダービーを題材としています。

監督は女優のドリュー・バリモアさんで、作品にも出演しています。

女の子が可愛くて、音楽がイケてる青春映画がつまらないはずありません。

恋や友情、親との関係など17歳の女の子の生きる世界を覗き見た感じでした。

主人公を演じるエレン・ペイジさんには、素朴ながらキラキラと眩しい魅力があり、とくにローラーダービー中の楽しそうな姿に惹きつけられました。

上映時間112分でちょうどよく、気楽に見れて、元気になれるいい映画でした。

 

Derby Girl

Derby Girl

 

 

まとめ

2018年春アニメが終わりました。

今期は個人的には豊作で、まだ見終わってない作品もあります。

ニコニコ動画で視聴したので、このまとめには載せませんでしたが、Amazonプライム・ビデオ対象だと、『ヒナまつり』が一押しです。

強原作マンガからの神アニメ化でスッキリとした気持ちで楽しめました。

逆に複雑だったのが、『ゴールデンカムイ』と『ピアノの森』です。(Amazonプライム・ビデオ対象外)

けして悪くはなかったのですが、原作のマンガと比べて物足りなさを感じました。

一部分をCGで表現する技法も、ミスマッチで期待外れでした。

マンガの面白さにアニメが届いていないというのが正直な感想で、こちらの2作品はマンガを読んでほしいと思います。

 

過去の記事

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